多重無線通信設備とは一つの伝送路で 複数の情報を送ることのできる 通信設備です。 北海道ではこの多重無線通信設備による通信回線網により気象、水文、レーダ雨雪量等のデータ通信や、現場写真や画像の伝送に使われています。
地震等の災害で断線される可能性のある光ケーブルと比べて多重無線通信設備は災害などの影響を受けにくく バックアップ(予備)回線として活用されています。
多重無線中継所の廃止や移動に伴う多重無線回線のルートを変更するための伝搬調査やその結果による回線設計・機器設置設計など、多重無線通信設備に関わる調査設計を行っています。